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前回につづいて七福神めぐり、5カ所目は観静院。
こちらには弁財天がおられます。
弁財天は古代インドの水の神サラスヴァーティーがルーツであり、水辺に祀られることも多い神様です。
こちらの観静院は近くに水辺がないので、お水をかけてお参りする『水掛け弁天』。

雑司が谷七福神でここに弁財天を祀ることになった理由として考えられるのは、昔、この側を弦巻川が流れていたことや、弁財天が音楽の女神でもあることから東京音大がすぐ近くにあるからではないかというのは、雑司が谷の案内人談。 


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法明寺の脇道をぬけて東通りへ。
次は中野ビルの布袋尊像です。
こちらはもともと石材店のモニュメントで町の人に愛されていたものでした。
雑司が谷七福神が発足したとき、この像に神様をお迎えして社をたてたそうです。

右の肩は戦火により焼けてしまい、少し色が違っています。
像を所有する中野家は二重橋などを手がけた石材店だそう。

布袋様は七福神のなかで唯一実在の人物です。
中国の禅宗の僧侶がモデルと言われています。


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さて最後は福禄寿。仙行寺におられます。 
一般的に絵などで見る福禄寿は頭の長い老人が多いですが、こちらの福禄寿はとても可愛らしいお姿です。
福禄寿はもともと福星・禄星・寿星の三星をそれぞれ神格化したもので、姿は「これ」という決まったお姿が伝わっているわけではないそうです。
そのため仙行寺さんで福禄寿の解釈をし、みんなに愛されるお姿で像をつくられたとのこと。
「華の福禄寿」とよばれています。 


これでぐるっと七福神をめぐることができました。
今回めぐったルートはこちら